この記事は、「留年してしまったけど、これからどうしたらいいんだろう」という人向けに書かれています。
大学を留年すると正直焦りますよね。周りは社会人になっていき、親にも頭が上がらずどうしていいかわからない現状があると思います。
筆者の周囲の友人は留年した人が多く、「3年間就活浪人」「卒業単位が取れなくて内定取り消しされた友人」がいます。
友人の立場からみて、思ったことを書いています。留年しそうだ、留年してしまった場合の参考になればと思います。
大学を留年すると人生終わりなの?
結論からいうと、「現在のあなたのままだと厳しい」と言えます。なぜなら、4年で卒業する期限を守れなかった人というレッテルが貼られてしまうからです。
会社組織では、納期を守ることが絶対条件です。顧客への納品遅れは、会社の信用を下げてしまうことに繋がり、取引数の減少、利益の減少が発生します。
納期を守ることが絶対条件であるため、「4年で卒業できなかった」というレッテルはあなたにとって大きなマイナスであることは明白です。
しかし、必ずしも人生終了するわけではなく、行動次第で挽回するチャンスは十分にあると言えます。
大学を留年して得られるメリットは?【人生終わりにしないために】
大学を留年した時に得られるメリットは、「1年間の行動期間が与えられる」ことです。留年しても単位はほぼ取り切っているはずなので自由な時間をたくさんあるでしょう。
1年間という行動できる時間を今までと同じように娯楽や趣味に使っていては、「4年の期限を守れなかったレッテル」は払しょくできないです。
何か次につながる行動しなければ、人生終わりに近づいてしまします。では、具体的にどんな行動をとればいいか解説します。
大学を留年して人生を終わりにしないためにどんな風に行動すべき?
大学を留年してしまったら、以下の3つのステップに沿って行動していくことをおすすめします。
- 目標設定をする
- 目標を達成する期限を決める
- 期限までに目標を達成するために1日の行動、1週間の行動、1か月の行動設定をする
明確な目標設定する
まず行うべきことは、「明確な目標設定をする」ことです。なぜなら、留年してしまうということは、未来を想像して「いつまでに」「何をしなければならないか」を思考できていないことになります。
1年後、どうなりたいかを紙にペンで書き出してみてください。具体例は以下のようになります。
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飲料メーカーへ就職する
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弁護士や税理士など「士業」の資格取得
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公務員になる
目標を達成する期限を決める
次に目標を達成する期限を決めてください。「飲料メーカーへの就職」の道を選んだ場合、来年の3月までに就職するなど期限を決め、親や友達に宣言してください。
宣言すると約束したことになるので程よくプレッシャーがかかります。
1日、1週間、1か月と行動を細分化して行動する
最後に、期限までにやるべきことを細かく決めて、1日、1週間、1か月の行動を決めてください。
1年後飲料メーカーへ就職したい場合は、1か月以内に行きたい会社を見つける、1週間で15社の飲料メーカーの企業分析を行う、1日5社を四季報で情報を集めるなどです。
【超重要】留年したなら卒業単位の取得は必須
留年をしたのであれば、卒業単位の取得は「必須」です。2回目の留年をしてしまうと「失敗から何も学ばなかった人」というレッテルを貼りつけられます。
2回目の留年によって、周りからの評価がガタ落ちしてしまいます。
単位の取得が足りていないようであれば、単位はどれだけ足りていないのか、どんな勉強をしなければならないのかを把握して、単位を確実に取りに行ってください。
就職を目指すのであれば、行きたい企業の分析を行う
就職を目指すのであれば、行きたい企業の分析は必須です。分析する内容として、どんなものを扱っていて、どこのエリアで、どれぐらいの規模で売上を上げているのかということです。
東証一部上場企業であれば、四季報を買ってもいいでしょう。おすすめは、有価証券報告書をみると企業が何をやっているか把握できます。
マイナビエージェントやDYM就職に登録すると、担当者があなたの希望する企業の情報を電話で無料で提供してくれるので分析が楽になるでしょう。
さらにに、面接の指導や志望動機の添削も無料で行ってくれます。登録は無料なので即行動して、名誉挽回しましょう!
士業と呼ばれる独占業務を行える資格を取得する
税理士など独占業務を行える資格を取得するといいでしょう。資格取得のためのスクールに通うのも良いでしょう。
税理士の資格取得ならクレアールがおすすめです。税理士や公認会計士などの「士業」の資格取得に関するノウハウを多数持っています。
最短1年で税理士資格を取得できるコースもあるので、まずは資料請求だけでもしてみてはいかがですか?
公務員を目指すなら、対策学校へ行く
公務員を目指しているなら、独学か公務員試験対策を専門に行っている学校に行くとよいです。
私も同じですが、独学だとついサボりがちになってしまうので、学校に行くことをおすすめします。
多少お金はかかってしまいますが、1年の猶予で結果を出すための投資と考えて入学するといいでしょう。
「資格の大原」や「資格スクール大栄」は公務員試験に強いとされていますね。
留年して人生終わりにしないために「スキル」を身につけるといいです
一番手っ取り早いのは、スキルを身につけるのが安定です。例えば、プログラミングやライティングなどです。
プログラミングを身につければ、IT系の企業で就職するための武器になります。ライティングができれば、マーケティングの知識が身につきます。
株式会社divが運営するTECH::CAMPはプログラミングを教えてくれるだけでなく、就職まで斡旋してくれるのでIT分野に興味のある人はおすすめです。
私はライターとして活躍していますが、「Web+Media School」で基礎を学び、案件をWeb+からもらって生計を立てています。将来的に独立したい人はおすすめです。
大学を留年したのに行動しないで人生終わりになる人
大学を留年したのに何も行動しなかった場合、待っている結果は「失敗」だけです。
なぜなら、成果が出なかった場合、周囲からの評価が落ちるだけでなく、「1年間、何をしていたか」についてアピールできなくなるので就職が難しくなるためです。
残念ながら努力しない人は、淘汰されるのが社会です。失敗から学ばない人も社会からのけ者にされます。
社会から「のけ者」にされないためにも、「今、できることを最大限やる」ことが大切です。
大学を留年して人生終わりにしないための「まとめ」
大学を留年して失敗したのであれば、とにかく行動しましょう。情報がありふれた社会では行動できる人が重宝されます。
具体的には、目標の設定、期限の設定、行動の細分化の3ステップを守って行動していきましょう。
就職するなら、内定をもらうために何をすべきか考えましょう。税理士や公務員に最短でなるために、試験対策の学校へ行き勉強するべきです。
スキルを身につけるなら、スクールへ行って鬼勉強しましょう。行動次第であなたの人生は大きく変化します。とにかく行動して、周りを見返してやりましょう!