この記事は、「退職代行を使う人は卑怯とみんなに思われるのか知りたい」「退職代行を使って仕事を辞めたい」方向けに書かれています。
退職代行で仕事を辞めるのは、筋が通っていないと思われて、周りの評価とか気になりますよね。
私は、2019年6月に退職代行を使って仕事を辞めています。退職代行で仕事を辞めた経験を元に「退職代行で辞める人は卑怯なのか」について解説していきます。
退職代行を使って仕事を辞めようとしている方は、参考にしてください。
退職代行を使う人は卑怯なのか
結論から言うと、退職代行を使って仕事を辞める人は「卑怯ではありません。」なぜならば、雇用契約の解消に関して、第三者が関わってはいけないというルールはないからです。
会社に勤めるということは、個人と企業が雇用契約を結んでいるだけにすぎません。退職代行を使って仕事を辞めることは、雇用契約を代行者を使って解消しただけです。
日本では、職業選択の自由が認められているため、個人がどんな仕事をするのかは自由です。雇用契約を解消することは、全く卑怯でもなんでもありません。
退職代行は、離婚に例えることができます。「夫から暴力を振るわれていて、今すぐにで婚約を解消したいけど直接の話し合いは難しい。」となれば、弁護士を立てて離婚の話をするのは、卑怯ではないですよね。
退職代行を今すぐにでも使うべき人
今すぐにでも、退職代行を使うべき人は以下のような人たちです。
- すぐに会社を辞めないと人生が崩壊する可能性がある人
- うつ病にかかってしまった人
- 仕事でストレスがかかりすぎている人
- 会社の上司が怖くて言い出せない人
- 退職を申し出たが受理してもらえない人
- 退職の申し出をしたら、金を払え、責任を取れなど脅された人
退職代行は職場にいることが辛い人の味方です。仕事を続けていくことで、体を壊して再起不能になるよりは、退職代行を使ってすぐにでも仕事を辞めて次の職場を探すべきです。
退職代行を使ったとしても、卑怯ではありませんよ。会社の人たちと2度と会うことはないので文句を言われることもありません。
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退職代行NEXT :弁護士が退職代行を行ってくれます。仕事の引継ぎ交渉など面倒な交渉を全部行ってくれます。
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男の退職代行:男性専門の退職代行です。退職できなかった場合、全額返金されます。
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わたしNEXT:女性専門の退職代行です。退職できなかった場合、全額返金されます。
退職代行を使って会社を辞めた後の話
[word_balloon id="unset" position="L" size="L" balloon="talk" name_position="under_avatar" name="しょうご" radius="radius_12" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" src="https://hukushi090s.com/wp-content/uploads/2020/03/cat-2083492_1920-300x183.jpg"]退職代行に申し込んだ後、退職届と仕事の引き継ぎ書の作成を行いました。2枚の書類と会社の備品を受け取り証明付きの郵便で会社に送りました。
あとは、退職代行の方がすべて代行してくれるので待つだけです。申し込んで翌日の10時には、退職届は受理されて、有給休暇もすべて取り終えて仕事を辞められました。
退職代行を使った感想としては「すんなりと簡単に辞められるんだ」というものでした。
退職証明書などの書類のやり取りは、退職代行へ伝えるか、メールで会社と行っていきました。[/word_balloon]
退職代行を使って仕事を辞めることが卑怯と言われる4つの理由
退職代行を使って仕事を辞めることが卑怯だと言われる理由は以下の4つが挙げられます。
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話し合いで仕事を辞めることが「当たり前」だと思われているから
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仕事を辞めたい人の立場を想像できていないから
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途中で退職する人は「逃げた」だと思われているから
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増えた手間や負担を個人に責任転嫁しているから
どの理由も、「現代の考え方からかけ離れている」か「責任転嫁したいだけ」の思考が足りない理由ばかりです。
次の章から、退職代行で仕事を辞めることが卑怯と言われている理由を解説してきます。
退職代行で仕事を辞めることが卑怯と言われている理由1
退職代行で仕事を辞めることが卑怯だと言われている理由1つ目は、「話し合いで仕事を辞めることが当たり前だと思われている」からです。
なぜなら、世間的には、仕事を辞める際は、対面で話して辞めるのが筋だという変な常識があるからです。
あくまでも、企業と雇用関係を結んでいるだけなので、話し合いで仕事をやめようが、代行者を使って仕事をやめようが、個人の自由となります。
「仕事は話し合いで辞めるべきだ」という方は、夫婦の離婚が個人間でうまくいかない、身体的、精神的に危険性がある方に対しても、弁護士を立てて離婚の話をするのは卑怯だと言っているのと同じです。
退職代行で仕事を辞めることが卑怯と言われている理由2
退職代行で仕事を辞めることが卑怯と言われている理由2つ目は「仕事を辞めたい人の立場を考えていないから」です。
なぜなら、卑怯だという人は、自分の都合しか考えていないからです。
退職代行を使って仕事を辞めたい人の心情や体の状態を考えれば、退職代行を使ってでも仕事を辞めたい人に「卑怯」と言うことはできないはずです。
退職代行を使って仕事を辞める人に「卑怯」と言う人の多くは、「自分の仕事が増えてしまうのが嫌だ」「仕事から先に解放されたことが気に食わない」といった事実を仕事を辞めた人に対して向けているだけです。
退職代行で仕事を辞めることが卑怯と言われている理由3
退職代行で仕事を辞めることが卑怯だと言われている理由は、「途中で退職をする人は「逃げた」と思われているから」です。
なぜなら、日本では、1度入った会社を最後まで勤め上げなければならないと言った風潮が残っています。
「最後まで勤め上げるのが当然だ」と思っている人が多いので、退職する人に「逃げた」と言うのではないでしょうか。
現代の日本では、終身雇用が崩壊し、最後まで勤め上げるのはリスクがあると言われています。リスクがある事実を知らないで「最後まで勤め上げるのは当然」と言っているのは時代遅れでしかないでしょう。
退職代行で仕事を辞めることが卑怯と言われている理由4
退職代行で仕事を辞めることが卑怯だと言われている理由は「増えた手間や負担を個人に責任転嫁しているから」です。
企業側としては、人件費を払いたくない、採用活動に手間を掛けたくないものです。だから、仕事を途中で抜けられると手間が増えるので、途中抜けしないように社員を教育しています。
「途中抜け」しそうな人がいれば、社員同士が「途中抜け」しそうな人に圧力をかけて、「途中抜けさせないようにしています。
社員の負担を減らしたいのであれば、人を雇えばいいだけです。仕事量が多いのは、会社の仕組みのせいなので、1人の社員が関与できるすき間はありません。
退職代行を使って会社を辞める人は社会で通用しないはウソ
たまに「仕事を辞めたら社会で通用しなくなるぞ」と脅してくる人がいますが、「ウソ」です。
[word_balloon id="unset" position="L" size="M" balloon="talk" name_position="under_avatar" radius="true" avatar_border="false" avatar_shadow="false" balloon_shadow="true" src="https://hukushi090s.com/wp-content/uploads/2020/03/cat-2083492_1920-300x183.jpg"]私は、退職代行で仕事を辞めてから、1社目よりも大きな規模の会社に転職できました。今もライターとして企業と契約して活躍しています。[/word_balloon]
退職代行を使って仕事を辞めたら「社会で通用しない」というのは、まるっきりウソなので、無視して大丈夫です。
まとめ
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退職代行を使って仕事を辞める人は卑怯ではない
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心身に影響がある人はすぐにでも退職代行を使うべき
- 退職代行が卑怯と言われている理由
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話し合いで仕事を辞めることが「当たり前」だと思われているから
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仕事を辞めたい人の立場を想像できていないから
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途中で退職する人は「逃げた」だと思われているから
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増えた手間や負担を個人に責任転嫁しているから
退職代行を使う人は、「卑怯ではありません。」仕事が辛くて辞めたいのであれば、すぐにでもサービスを使って仕事をやめましょう。